【やよい青色申告オンライン】確定申告までの手順を解説

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

NFT

確定申告をサクッと終わらせたい

やよいの青色申告を使うと便利だよ!

どうも~、キタノドロップです。

この記事では、やよい青色申告オンラインで、確定申告書を作る手順を解説します。

  • ツールを使って確定申告を終わらせたい
  • 会計ソフトの使い方を知りたい

このような悩みを解決する記事です!

初期設定から帳簿のつけ方、申告に必要な

  • 損益計算書
  • 貸借対照表
  • 確定申告書

書類の作り方まで解説します。

この記事でわかること
  • 初期設定
  • 補助科目の設定
  • クレジットカードとの連携方法
  • 帳簿のつけ方
  • 確定申告書の作り方
  • e-Taxの方法

ツールの使い方が理解できれば、確定申告までの時間を短縮できます。

画像を多めにつかっているので、税金計算のときに利用してくださいね!

↓1年間無料で使える↓

初期設定方法

まずは、やよいの青色申告オンラインに登録しましょう。

やよいの青色申告 オンライン

はじめて使用する場合は、すべての機能が1年間無料で使えます。

登録がおわったら、最初に簡単な質問に答えてください。

  • 確定申告ははじめて?
  • 消費税の申告はしますか?
  • 不動産収入はあります?
  • 仕事とプライベートのお金を別けていますか?

あなたの仕事の状況に合わせて答えてください。

質問に答えたら、初期設定をします。

画像出典:やよい青色申告オンライン
  • 消費税の設定
  • 口座の設定
  • 固定資産の設定
  • 残高の設定

これらの項目を、順番に解説しますね。

消費税の設定

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消費税は「課税売上が1,000万円以下の人」は支払わなくても大丈夫です(2023年10月からはインボイス制度がはじまります)

わたしは弱小フリーランスなので、まだ消費税は支払っていません(10月から払いますが…)

消費税を払わない人でも、とりあえず「全体の設定」をクリックしてください。

  • 事業内容の設定
  • 申告方法の設定
  • 消費税の設定

間違っていないかを、確認しましょう。

口座の設定

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次は、銀行口座の設定です。

「口座・カードの設定」をクリックします。

わたしは、仕事とプライベートの口座や、クレジットカードを使い分けていません(あとで後悔します…)

やよいのWEBサイトを見ると「個人用の口座・カードをときどき事業に使う場合は、登録しなくても良い」そうです。

ということで

  • 楽天銀行(おもに報酬の振込)
  • 楽天カード(おもに経費の支払い)

この2つを登録しました。

プライベートの口座に報酬が振り込まれた場合は「個人用口座」を使って記帳すれば大丈夫です。

こんな感じでOKですね。

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仕事によってクレジットカードを使い分けている場合は

  • 楽天カードAの仕事
  • 楽天カードBの仕事

のように、わかりやすく名前をつけましょう。

固定資産の設定

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10万円以上の固定資産がある場合は、こちらで登録します。

わたしは固定資産がないので、この項目は飛ばしました(定価6万円のパソコンをフル活用)

仕事で車や高性能のパソコンを使っている人は、このページを参考に登録してください。

[固定資産の登録]メニューの基本的な使い方| 弥生会計 オンライン サポート情報

残高の設定

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ちょっとわかりづらい部分です。

残高の設定は重要なので、しっかりとおこないましょう。

最初に適当に登録すると、後々めんどくさいことになります(経験者は語る…)

まずは「残高の設定」をクリック。

2022年1月1日時点の、資金の残高を設定します。

2022年に開業した人は最初の資金を設定しますが、わたしは2021年開業なので、去年の確定申告書をよく見て設定しました。

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青色申告をしている場合は「貸借対照表」という書類があり、2021年分の

  • 資産
  • 固定資産
  • 負債
  • 資本

の金額が、書類に書いてあります。

12月31日(期末)の部分に書いてある金額を、そのまま入力してください。

次に、前年の売り上げが確定しているけれども、まだ報酬が振り込まれていないお金を「売掛金」で入力します(ここも大事)

  • 12月にアフィリエイト報酬が確定
  • 12月分のKindle本の印税
  • Googleアドセンスの出金金額に達していない

このようなお金が残っている場合は、売掛金の項目に入力です。

左側のメニューから「残高の設定」をクリックし「流動資産」→「売掛金」の項目を探します。

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前年度の売上が確定していて、まだ振り込まれていないお金を入力してください。

金額を確認したら、登録をクリックです。

「負債」の部分では、去年使用してけどまだ引き落とされていない、クレジットカードの金額を入力します(仕事用の分だけでOKです)

わたしはこの作業をしなかったので、申告書を作るときにカードの残高があわずに苦戦しました(笑)

すべて入力したら「資本」「元入金を自動計算」をクリックすると、金額を自動で調整してくれます。

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めっちゃ便利ですね!

以上で設定は完了です。

補助科目の設定

補助科目とは、売上を細かく分類することです。

アフィリエイターなら

  • A8ネット
  • もしもアフィリエイト
  • アフィリエイトB

のように、取引先ごとに分けられるんですよ。

売上が細かく分析できるので、時間がある場合は設定してみましょう。

左側のメニューから「設定メニュー」「取引先の設定」をクリックします。

追加をクリックして、取引先をガンガン入力しましょう。

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下にある「登録」をクリックすればOKです。

同じように「科目の設定」も行いましょう。

「売掛金」を探して「補助科目を追加」をクリック。

黒い▼から、さっき入力した取引先を登録します。

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このように補助科目を設定すると、レポートが見やすくなりますよ。

スマート取引取込を使おう

スマート取引取込は

  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 電子マネー

の履歴を、自動でやよい青色申告に取り込んでくれる機能です。

はっきり言って、めっちゃ便利です!

いちいち履歴を打ち込まなくても良いので、登録することをおすすめします。

銀行口座の登録方法

まずは左のメニューの「スマート取引取込」をクリックします。

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「金融機関口座を連携する」「設定」をクリック。

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もう1度やよい青色申告オンラインにログインし、注意書きを読んで「同意の上連携する」をクリック。

画面が変わったら「新規口座登録」をクリックします。

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登録する銀行やクレジットカードを検索しましょう。

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楽天銀行を登録する時には

  • 法人口座
  • 個人口座

を選べます。

自分が使用する口座を選択してください(フリーランスの人は個人口座です)

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問題なければ、口座を連携しましょう。

銀行のWEBサイトに移動するので

  • 支店番号
  • 口座番号
  • パスワード

などを入力します。

「口座連携する」をクリックして、出てきた口座に間違いがなければ「口座登録」をクリックしましょう。

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口座を登録したら、明細を取得します。

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次に、左のメニューから「スマート取引取込」をクリックします。

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「・・・」をクリックして、細かい設定をしてください。

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  • 補助科目
  • 明細が必要な期間
  • 仕事用かプライベート口座か

を設定して保存します。

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これで、銀行口座の明細が取り込まれました。

「未確定の取引」をクリックすると、銀行の明細がズラーっと確認できます。

クレジットカードの登録方法

仕事で使っている、クレジットカードも登録しちゃいましょう。

クレジットカードは履歴が多くなるので、自動で取り込めると時間の節約になりますよ。

メニューの「スマート取引取込」をクリックし「口座連携の設定」をクリックします。

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もう1度ログインするので、メールアドレスとパスワードを入力してください。

「同意の上連携する」をクリックします。

「カードの総合明細」をクリックし「新規口座登録」をクリックします。

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「カード」「ラ」をクリックし、楽天カードを選択。

「金融機関を選択して次へ」をクリックします。

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最初は「法人カード」になっているので、個人事業主の場合は、普通の楽天カードに変更します。

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クラウド版をクリックしてください。

カード会社のサイトに移動しますので

  • ユーザーID
  • パスワード

を入力して「次へ」を選択します。

ログインのパスワードがわからなくなるのは、あるあるらしいっす(わたしも20分くらい探しました)

事前に確認しておきましょう。

カードが複数ある場合は、仕事で使う分だけ登録します。

プライベート用は記帳しなくても大丈夫です。

チェックを入れたら、口座登録をクリックします。

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「明細取得へ」をクリックし「明細取得開始」を選択します(結構待ちます)

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自動更新時間や、メールの通知設定をします。

メールの通知設定をオンにすると、めっちゃメールが来るので、基本はオフでいいと思います。

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一番下の動作状況が「稼働中」になっていればOKです。

メニューにある「カード総合明細」をクリックし「最新請求分取得」をクリックして「カード明細を更新」をクリックします。

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ただ、わたしはこの方法だと1年分の明細が取得できなかったので、1ヶ月ずつ設定して取得しました。

2022年2月→2022年3月→2022年4月みたいに。

時間はかかりましたが、YouTubeを見ながらの作業だったので、けっこう楽しめました(笑)

すべての明細が取り込めたら、スマート取引取込に移動します。

メニューに移動して楽天カードの部分にある「取引の取得に必要な準備が完了していません」をクリックします。

  • 勘定科目
  • 補助科目
  • 取得開始日(2022年1月から)
  • 主な用途(事業用)

を入力して「保存する」をクリックします。

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あとは「未確定の取引」をガンガン取り込んでいきましょう。

未確定の取引の編集をする

やよい青色申告オンラインに取りこまれた履歴は、AIがかってに「勘定科目」を設定してくれています(スゲエ!)

とわいえAIは完璧ではないので、変更したい部分を、手動で編集しましょう。

まずは「未確定の取引」をクリックします。

ザーッと取引が出てくるので、1つずつ履歴を確認しましょう。

変更する部分は「勘定科目」「補助科目」の部分です。

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試しに入力してみます。

ランサーズからの入金の勘定科目は「売掛金」に変更します。

売上が上がった日付と、入金日がずれている場合はすべて売掛金でOKです。

具体的には

  • クラウドソーシングサービス
  • アフィリエイト報酬
  • Kindle本の印税

は売掛金で入力です。

補助科目の部分には、会社の名前(ランサーズとか)を入力します。

次に、銀行から生活費を引き出した時の勘定科目です。

この場合は「事業主貸」で登録します。

事業主貸とは、個人事業主のキタノドロップが、本名の「わたし」に事業のお金を貸している状態です。

仕事用の口座から

  • 生活費をちょい借り
  • 年金の支払い
  • プライベートの買い物
  • つみたてNISA

をした場合には、すべて事業主貸で登録します。

補助科目には「生活費の出金」のように記入します。

他には

  • 銀行の利子がもらえた→事業主借
  • 去年の所得税が還付された→事業主借
  • 仕事と関係ないお金が振り込まれた→事業主借

の勘定科目を使ってください。

入力内容を確認したら

  • 取引の登録→する
  • 1番左の項目にチェックを入れる
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を行い、画面下にある「表示されているすべての取引を確定する」をクリックしてください。

メニューにある「確定済みの取引」をクリックすると、今行った入力が反映されています。

この作業を1年分行い、銀行口座の取引を確定させましょう。

銀行口座を手入力する場合

インターネットバンキングを使っていない場合は、預金通帳の履歴を手入力します。

「売上→収入」「経費→支出」ですが、それ以外の取引は、かんたん取引入力の「振替」を使って入力します。

  • 仕事用の口座から生活費を引き出した
  • 売上が口座に振り込まれた
  • クレジットカードの支払いが引き落とされた
  • プライベートの現金を仕事用の口座に入金した

このような場合は「振替」を使いましょう。

仕事用の銀行から、クレジットカードの引き落としがあった場合入力はこちら

  • 取引日→通帳の日付
  • 振替元→普通預金
  • 振替先→クレジットカード
  • 摘要→クレジットカードの引き落とし
  • 金額→明細で確認
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このように、1件ずつ入力していきましょう。

迷いそうな場合の例を、いくつか出しますね。

プライベートのお金を仕事の口座に振り込んだ場合。

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生活費を支払ったカードの引き落し(仕事とは関係がない)

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払いすぎた所得税が戻ってきた場合。

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非課税の給付金が入金された場合。

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メニューの「レポート・帳簿」「預金出納帳」をクリックすると、通帳の履歴と残高が確認できます。

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12月31日までの履歴を入力したら、口座の残高と金額があっているかを確認してくださいね。

売上の入力方法

次は売上を入力しましょう。

用意するものは

  • 請求書
  • アフィリエイトの管理画面のスクショ
  • 貯金通帳

どの資料もダウンロードできるので、まとめてファイルを作って保管しおくと便利です。

フリーランスの売上には

  • クラウドソーシングに納品
  • アフィリエイト
  • Kindle本の印税

などがあり、収益が発生した日と実際にお金が振り込まれた日がずれちゃいますよね。

1月に記事を納品し、お金を振り込んでもらえたのは3月みたいなイメージです。

この場合は

  • 納品した日
  • お金が銀行に振り込まれた日

この2回分を入力しましょう。

まずは売上を1ヶ月分まとめて「売掛金」で入力します。

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  • 取引日→6月30日(その月の最終日)
  • 科目→売上
  • 取引手段→売掛金
  • 回収予定日→銀行に振り込まれる予定の日(記入しなくても大丈夫です)
  • 摘要→自分がわかるメモ(記事執筆代など)
  • 取引先→(銀行振込の補助科目とあわせてください)
  • 金額→明細を確認して記入

源泉徴収されている場合は、必ずチェックを入れて金額を記入します。

自動で計算してくれるので、明細の金額と照らし合わせてください。

クライアントごとに源泉徴収されているorされていない場合は、めんどくさいですがクライアントごとに入力したほうがいいっす。

次に、銀行に振り込まれた時の履歴を入力します。

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「振替」を選択し

  • 取引日→振り込まれた日付
  • 振替元→売掛金(クラウドワークス)
  • 振替先→普通預金(楽天銀行)
  • 摘要→自分がわかるメモ(記事執筆代など)
  • 金額→振込手数料をあわせた金額
  • 振込手数料→自分が負担した場合は記入

1つ注意点があり、銀行口座の明細には、振込手数料が引かれた金額が表示されます。

例えば、振込金額が50,000円の場合でも49,900円としか表示されません。

振込手数料を自分が支払っている場合は、経費になります。

振込手数料は、クラウドソーシングサービスから届くメールに書いてあるので、必ず記入してください(税金安くなります)

経費の入力方法

売上を入力したら、経費も打ち込んでいきましょう。

現金で支払っている家賃の入力方法

わたしは住んでいるところが田舎なので、家賃の支払いが現金なんですよ(笑)

自宅と仕事用の事務所を兼用している場合

  • 家賃
  • 光熱費
  • 冬の暖房費

などは、一部経費で申請できます。

これを「家事按分」と呼び、仕事で使用した分は売上から差し引けます。

例えば、家の3割のスペースを仕事で使っている場合は、家賃の30%が経費です。

経費の割合はそれぞれの仕事によりますので、きちんと説明できるように自分でルールを作ってください。

入力方法は「かんたん取引入力」「支出」を選び、家賃を全額入力します。

家賃30,000円の場合は、まるっと30,000円を入力です。

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そのあと、確定申告書を作るときに「青色申告決算書/収支内訳書の作成」「家事按分」の項目で、事業割合を設定します(あとで説明します)

水道光熱費や通信費に「補助科目」を設定すると、科目ごとに家事按分の割合を変更できてめちゃくちゃ便利です。

  • 水道光熱費・電気代→40%
  • 水道光熱費・灯油代→30%

みたいなイメージです。

経費の場合は、科目を「地代家賃」→取引手段を「事業主借」にします。

確定申告入力の画面で、家事按分割合を設定すればOKです。

プライベートのカードで経費を支払った場合

プライベートのカードで経費を支払った場合は、取引手段の部分を「事業主借orクレジットカード・個人用」で入力してください。

どちらの取引手段を使っても、結果はいっしょです。

他の項目は、現金と同じように入力しましょう。

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わかりづらい入力の具体例

入力方法がわかりづらい取引の、記入方法を解説します。

自分に関係がある部分だけを、読んでいってくださいね。

ランサーズの売上の入力方法

ランサーズで仕事をした場合

  • システム手数料
  • 銀行への振込手数料

が差し引かれた状態で銀行に振り込まれます。

この2つの手数料は、経費として打ち込みましょう。

そして、売上から源泉徴収されていた場合は(所得税が引かれている)明細がややこしいことになります。

具体的には

  • かんたん取引入力→売上+源泉徴収
  • 仕分けの入力→システム手数料
  • スマート取引取込→振込手数料

この3つに分けて入力していきます。

まずは売上を入力しましょう。

「かんたん取引取込」「収入」を選択します。

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ランサーズの「支払い管理」画面から、ひと月ごとの収入を確認して入力してください。

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この時入力する金額は、システム手数料を含めた報酬です。

源泉徴収がある場合は、ランサーズの「源泉徴収額」の部分で金額を確認してください。

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つぎに「仕分けの入力」をクリックします。

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入力方法は

  • 取引日→さっきと同じ日付
  • 借方勘定科目→支払い手数料
  • 補助科目→ランサーズシステム手数料(入力しなくても大丈夫です)
  • 借方金額→システム手数料の金額
  • 貸方勘定科目→売掛金
  • 補助科目→ランサーズ
  • 貸方金額→システム手数料の金額
  • 摘要→システム手数料(めんどくさかったら書かなくてもOK)
  • 取引先→ランサーズ

これらを入力したら「登録」しましょう。

システム手数料が、経費に入力されます。

最後に、ランサーズの振込手数料を入力します。

わたしは楽天銀行に振込なので、手数料が「110円」かかります。

銀行ごとに手数料は違うので、ランサーズから届くメールで確認してください。

「かんたん取引取込」をクリックし「絞り込み中」をクリックします。

  • 取引分類→振替
  • 取引先→ランサーズ

のように、キーワードを入力して検索しましょう。

1つずつ編集していきます。

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  • 金額→110円をプラスする
  • 手数料負担→自己負担にチェックを入れる
  • 振込手数料→110を記入

これで振込手数料の処理が完了しました。

すべての入金で、手数料の処理を行ってください。

以上で、ランサーズの報酬と経費の入力が終わりました。

確定申告の作成をするときに「源泉徴収の金額」に間違いがないかを確認してください。

確定申告書の作り方

すべての履歴を取り込んだら、確定申告書を作りましょう。

確定申告書は6枚の用紙でできていて

  • 確定申告書2枚
  • 損益計算書
  • 月別売上の内訳
  • 減価償却費
  • 貸借対照表

をそれぞれ作成します。

すんげー難しそうですが、会計ソフトを使うとほぼ自動で完成するので、めっちゃ楽でした。

詳しく手順を解説します。

ちょっと寄り道 e-Taxの準備をしよう

e-Taxとは、税金の電子申告と納税ができるシステムです。

65万円の控除をゲットするためには必要な手続きなんですよね。

税金を安くするためにも、e-Taxに必要なものを準備しましょう。

必要なものはこちらです。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーが読み取れるスマートフォンorカードリーダー
  • パソコンorスマホ

とりあえず、マイナンバーカードがあると便利です。

わたしのスマートフォンは、マイナンバーの読み取りに対応していなかったので、カードリーダーを買いました(1,500円くらい)

e-Taxがめんどくさい場合でも、青色申告をすることで、55万円の控除はゲットできます。

55万円も結構でかいので、青色申告はおすすめですよ。

青色申告書の作成

e-Taxの準備ができたら、青色申告書を作りましょう。

基本は画面の指示でポチポチするだけなので、初心者でも大丈夫です。

わかりづらい部分を、詳しく解説していきますね。

まずはメニューから「確定申告」を選択します。

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申告方法は

  • 電子申告(65万円控除)
  • 紙に印刷(55万円控除)

どちらかを選択してください。

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上から順番に

  1. 減価償却費の計算
  2. 青色申告決算書の作成
  3. 確定申告書の作成
  4. 電子申告

の順番で進めていきましょう。

減価償却費の計算

減価償却とは、高額な経費を毎年ちょっとづつ経費にしていく手続きです。

  • 仕事用の車
  • マイニングマシン
  • 高性能パソコン

などは、減価償却で計算します。

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減価償却の経費がない場合でも「開始」を選択して「完了」ボタンをクリックしてください。

高額の経費を購入した場合には「新規登録」をクリックして、必要事項を記入してください。

終了すると、Step1の部分にチェックマークが入ります。

青色申告決算書の作成

「開始」をクリックして、順番に進めていきましょう。

基本情報

基本情報の項目では

  • 名前
  • 住所
  • 配偶者
  • 扶養家族
  • 屋号

などの情報を入力しましょう。

記入が終わったら「保存して次へ」を選択します。

もし間違った場合は、上にある数字をクリックして修正してください。

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売上・仕入れ

売上・仕入れの項目では、入力した金額が1ヶ月ごとに表示されています。

バーっと見て、まちがいがないかをチェックしましょう。

特に12月に発生した売上は、必ず入力してください。

1月にお金が振り込まれたからと行って来年の確定申告にまわしてしまうと、申告漏れで税務署に注意されますよ。

  • 売上
  • 仕入れ
  • 売上原価
  • 貸し倒れ引当金

の金額を確認して、問題なければ「保存して次へ」を選択します。

家事按分

家事按分は、けっこう大切な項目です。

家事按分とは、仕事とプライベート兼用しているものを、仕事で使った分だけ経費に申告する手続きです。

例えば、スマホを仕事でも使っていて

  • 仕事8割
  • プライベート2割

この場合は、月々のスマホ代の80%を経費にできます。

「補助科目ごとに事業割合を設定する」にチェックを入れると、項目ごとに細かく設定できるのでけっこう便利です。

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もしスマホを

  • 仕事用
  • プライベート用

で分けていたら、仕事用のスマホ代は100%経費です。

入力したら「保存して次へ」を選択します。

その他の経費

その他の経費では家賃の内訳を入力します。

自宅で仕事をしている場合は、さっきと同じように家事按分で使った分だけを、経費で申請してください。

家賃の計算方法は

  • 仕事で使っている面積
  • 1日の作業時間

などで割合を計算します。

わたしは1日8時間仕事しているので、家賃の30%を経費として申告しました。

家族・従業員

家族・従業員の項目では、スタッフを雇っている場合に入力してください。

青色申告をすると、自分の家族に仕事をしてもらった場合は、アルバイトを雇ったときと計算方法が違います。

スタッフに給料を支払っている場合は、かんたん取引入力の画面から「給与賃金」という経費を入力してください。

また、家族に給与を支払っている場合は「専従者給与」の科目を使います。

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消費税

仕事の売上が1,000万円を超えている方は、消費税の申告が必要です。

わたしは全然超えられなかったので、消費税の項目はパスしました。

ただ、インボイス制度に登録したので、来年からはわたしも消費税を払うっぽいです…

最終確認

最終確認の項目です。

ソフトに作ってもらった

  • 損益計算書
  • 貸借対照表

が間違っていないかを確認してください。

損益計算書は

  • 売上
  • 原価
  • 経費

を確認する書類。

貸借対照表は1月1日から12月31日までのお金の流れです。

売上明細や貯金通帳、家計簿を総動員して、間違いがないか確認しましょう。

チェックが終われば、青色申告決算書の完成です。

パソコンにデータをダウンロードできます。

画像出典:やよい青色申告オンライン

確定申告書の作成

青色申告決算書が完成したら、確定申告書を作成しましょう。

詳しく解説します。

基本情報

基本情報の項目では、電話番号と提出先の税務署を確認します。

最寄りの税務署がわからない場合は、国税庁のサイトから検索が可能です。

「国外転出時課税制度の適用対象」に関しては、ほとんどの人が「いいえ」で大丈夫です。

源泉徴収税

源泉徴収税は、けっこう大事な項目です。

仕事を納品したときに、取引所が源泉徴収を支払っていた場合、必ず金額を入力してください。

源泉徴収額を入力しないと、確定申告でも所得税が引かれるので、二重で税金を支払います(めっちゃ損します)

あらかじめ源泉徴収された金額は、しっかりと確認してください。

金額がわからない場合は、取引先に聞いてみましょう。

所得

NFTや仮想通貨で儲けた場合は、ここの部分は重要です。

まずは「事業以外の収入はありますか?」の項目を「はい」にしましょう。

  • 農業所得
  • 不動産所得
  • 利子所得
  • 給与所得(会社員)
  • 雑所得(年金)
  • 雑所得(副業)
  • 雑所得(その他→仮想通貨・NFT)
  • 譲渡所得(ガチホ5年以内)
  • 譲渡所得(ガチホ5年以上)
  • 一時所得(giveawayやエアドロップ)
  • 配当所得(株とか)

この中から、必要なものに「はい」をチェックしてください。

ほとんどの人は「給与所得」「雑所得 その他」になると思います。

わたしは「雑所得 その他」があるので、仮想通貨とNFTの儲けを記入しました。

仮想通貨専用のツールを使って計算してもらった

  • 収入
  • 経費

を入力し、使用している仮想通貨取引所の情報を入力します。

「暗号資産の収入がある」に、必ずチェックを入れてください。

画像出典:やよい青色申告オンライン

所得金額があっていれば「保存して次へ」をクリックします。

仮想通貨やNFTの売上の計算は、Gtaxを使うと便利です。

1年間の取引が100件以下の場合は、無料で利用できますよ。

損益通算に関しては、NFTの儲けを「事業所得」「譲渡所得」にする場合は申告してください。

わたしは、NFTの儲けを「雑所得」で計算しました。

NFTの所得区分に関しては、諸説あるので税務署で確認してください。

去年の確定申告で、繰越損失や繰戻還付をしている場合も、必ず入力しましょう。

ほとんどの人は、していないはずです。

所得控除

所得控除とは

「あなたもいろいろ大変やから、ちょっと税金安くしますよ~」

という救いの手です。

  • 扶養家族がいる
  • 医療費が多い
  • 社会保険をきちんと支払った
  • 寄付金ありがとう

こんな感じの控除があり、多ければ多いほど税金が安くなります。

国民年金の支払い明細や、11月くらいに届く控除証明書の金額を入力しましょう。

ふるさと納税(ふるさとCNP)は寄付金控除になるので、必ず入力してください。

所得税

所得税額が表示されるので、金額を確認してください。

住宅ローンは政党への寄付金がある場合は、控除を申請できます。

予定納税をしている場合は入力が必要ですが、ほとんどの人はしていないはずです。

すべて入力すると、納税金額or戻ってくる金額を確認できます。

延税・その他

源泉徴収税を支払っていない場合は入力しますが、ほとんどの人は大丈夫です。

クライアントから言われた場合には、入力してください。

住民税・事業税

会社員の副業の場合は、けっこう重要なポイントです。

まず、ふるさと納税をしている場合は「寄附金控除」の部分を入力してください。

そして「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に対する住民税の徴収方法」の部分を「自分で納付」にチェックを入れましょう。

画像出典:やよい青色申告オンライン

この部分を給与から天引にしてしまうと、総務や経理に「副業」をしていることがバレます。

会社に副業をしていることがバレたくない場合は、必ず住民税を自分で納付しましょう。

事業税の部分では、今年開業した人は開業日を入力してください。

最終確認

納税金額or還付金額が表示されます。

書類の提出方法と内容を確認しておきましょう。

完了したら、必要な書類をダウンロードできます。

この資料をもとに、税務署やe-Taxで確定申告をおこないましょう!

国税庁のe-Taxでデータを送信

すべての書類が完成したら、e-Taxで申告です!

事前に準備するものは

  • 会計ソフトで作った確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 控除証明書
  • マイナンバー
  • カードリーダー
  • マイナンバーのパスワード(2種類)
  • e-Taxの利用者識別番号(16桁)

利用者識別番号がよくわからなかったのですが、e-Taxにログインして手続きをすると見れるようになりました。

住所とか電話番号を入力するともらえる番号です。

ちょっと愚痴になるのですが、管理できなくなるので

  • ID
  • パスワード
  • 独自の番号

は増やしすぎないでほしいっす(笑)

ちなみに国税庁のサイトを使わなくても、会計ソフトを使って確定申告もできます。

わたしはスマートフォンがマイナンバーの読み取りに対応していなかったので、国税庁のサイトからの申告です(多分めんどくさいパターン)

細かいことは気にせずに、国税庁 確定申告書等作成コーナーにアクセスしましょう。

e-Taxは初めてなので「作成開始」をクリックです。

こちらでは、マイナンバー+ICカードリライタ方式での申告を選びました。

申告する年数は、令和4年を選択します。

個人事業主の場合は、決算書・収支内訳書を選択です。

消費税や贈与税は、それぞれの仕事に合わせて選んで下さい。

マイナポータルと連携しますか?という画面が出るので、連携しないを選択しました。

事前準備の説明が出るので、確認して下さい。

スマートフォンでマイナンバーを読み込む場合は、アプリをインストールしましょう。

次は、マイナンバーカードを読み取ります。

パスワード(4桁)を入力すると、準備が整ったと表示されます。

個人情報にまちがいがないかを確認し、画面下の「申告書などを作成する」をクリックして下さい。

決算書と収支内訳書は、以下の4STEPでおこないます。

  1. 申告準備
  2. 決算書などの作成
  3. 住所などの入力
  4. データ保存など

順番に進めていきましょう。

まずは提出する書類を選びます。

65万円控除をゲットする場合は、青色申告決算書を選択です。

ここからは、会計ソフトで作った書類の金額をひたすら入力します(けっこう大変です)

画面の指示通りにすればいいので簡単ですが、金額だけは間違えないようにしましょうね。

売上と経費の入力が終わったら、質問に答えて、会計ソフトで作った貸借対照表の数字を入力します。

すべての入力が終わったら、内容を確認して下さい。

こんな画面が出てくるので「所得税の確定申告書作成はこちら」をクリック。

指示通りに入力して確定申告書を作成し、納める税金or還付される金額を確認します。

  • 住所
  • 氏名
  • 電話番号

などの情報にまちがいがないかをチェックして、マイナンバーを入力。

送信する書類をダウンロードできるので、金額にまちがいがないかを1度確認します。

いくつかの質問に答えて、e-Taxでデータを送信しましょう。

この画面が出たら、確定申告はすべて終了です!!(期限までに税金は払いましょうね)

今回作った申告書はダウンロードできるので、大切に保存しておきましょう

確定申告で使用した、やよいの青色申告オンラインの公式サイトです。

↓1年間無料で使える↓

まとめ

やよいの青色申告オンラインを使って、確定申告書を作る方法を解説しました。

わたしは税理士でないので税金のアドバイスはできませんが、基本的な操作方法はこの記事で確認できます。

確定申告のときに参考にしてください!

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