Koinlyで仮想通貨・NFTの損益計算!メタマスクにも対応

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仮想通貨の損益計算がしたいんだ

Koinlyっていうツールが便利だよ

Koinlyは海外のサービスでしょ?

Google翻訳でいけるっしょ!

この記事は、仮想通貨の損益計算ができる「Koinly」というサービスを使った感想です。

  • Koinlyの登録方法
  • Koinlyの使い方
  • Koinlyの利用料金
  • Koinlyを使った感想

を、初心者目線でお伝えしますね。

Koinlyは、10,000件もの取引履歴を無料で計算してくれます。

英語のサイトなので戸惑いましたが、メタマスクの履歴も自動で取り込んでくれて、便利なサービスでした。

とりあえず仮想通貨の利益を計算したい場合は、使っておいて損はないですよ(ほとんどの機能が無料でいけます)

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Koinlyにアップロードする資料集め

Koinlyで損益計算をするまえに、すべての資料を集めましょう。

仮想通貨やNFTで使っているツールを整理します。

わたしの場合はこちら

  • 仮想通貨取引所→コインチェック
  • ウォレット→メタマスク×2
  • ブロックチェーン→イーサリアム・ポリゴン
  • ビットレンディング

こんな感じです。

1度整理しておくと、頭の中がスッキリしますよ!

Koinlyの登録方法

Koinlyの公式サイトにアクセスし「無料で試してみる」から会員登録をします。

Koinly公式サイト

  • 名前
  • メールアドレス
  • パスワード

を入力。

Googleのアカウントで登録すると、すぐにログインできて便利でした。

次に、通貨と国を選択します。

  • 「Base currency」→「JPY」
  • 「Home country」→「Japan」

日本に設定したら「Continue」をクリックしましょう。

これで登録完了です!

Koinlyにメタマスクのデータを連携

会員登録ができたら、すべてのデータを連携します。

  • メタマスク
  • コインチェックのAPI
  • Googleスプレッドシート

この3つを使いますよ~。

メタマスクを登録

登録完了したら「Add your wallets」と出てくるので、メタマスクを探しましょう。

「Wallets」をクリックすると、すぐ出てきました。

次はメタマスクのウォレットアドレスを使うので、事前に「0x~」から始まるアドレスをコピーしておいてください。

「Setup auto-sync」をクリックし

「0x~」始まるアドレスを貼り付け。

「Beginning」は、最初からって意味です。

Beginningにすると、メタマスクの履歴がすべて取り込まれます。

「Secure Inport」をクリックして連携が完了。

OKの場合は、こんな感じでチェックマークが入ります。

ほんで、ホーム画面にいく方法が分からなかったんですが、このチェックマークをクリックしたら画面が切り替わります(こんなんわかるか!)

ホーム画面は全部英語でパニックになりそうですが、Google翻訳を使えたので助かりました。

Googleありがとう!

メタマスク(保管用)を登録

NFTをたくさん持っている人は、メタマスクを

  • 買い物用
  • 保管用

で、使い分けている人も多いですよね。

保管用のウォレットアドレスをKoinlyに登録する方法はこちら。

ホーム画面の「wallet」「+Add wallet/exchange」をクリック。

「Wallet」をクリックして、メタマスクを選びます。

「Wallet name」には、わかりやすいように「2」と書きました。

ウォレットアドレスで連携するので「Setup auto-sync」を選択。

保管用に使っているウォレットアドレスを入力して「Secure Import」をクリック。

1分くらい待つと連携されるので、ページを更新すればOKです!

連携したウォレットが増えました。

Polygonチェーンを連携する方法

メタマスクでイーサリアム以外のブロックチェーンを使っている人は、そちらも連携します。

わたしが使っているPolygonを例に、連携方法を解説しますね。

ホーム画面の「wallet」「+Add wallet/exchange」をクリック。

「Blockchains」をクリックして「Polygon (MATIC)」を探してください。

ウォレットアドレスを入力して「import」をクリックすればOKです(Polygonのアドレスはイーサリアムといっしょです)

Polygonの部分にチェックマークがついていればOKです!

仮想通貨取引所の履歴をアップロード

Koinlyは「API連携」という便利なサービスに対応しています。

ざっくりいうと「アクセスキーとパスワードを入力すると、すべての取引履歴を自動で連携しますよ!」という機能です。

API連携はめっちゃ便利なのですが、コインチェックで試してみたら

  • 販売所で売買した取引
  • 積立購入したビットコイン
  • メタマスクに送金できなかった通貨

この3種類は自動で連携できませんでした(自動ちゃうんかい)

ということで「API連携」+「Googleスプレッドシートで入力」の2種類の方法を使って、コインチェックの取引履歴を連携していきましょう。

コインチェックのAPIをつくろう

まずはコインチェックにログイン。

左側にある「歯車マーク」「APIキー」をクリックします。

「新たにAPIキーを追加する」をクリックして、細かい設定をしましょう。

下の画像の通りに設定をすると、Koinlyではエラーが出ませんでした。

注意点は「IP」の部分にメールアドレスが入っていたら消すことです。

パスワードは、コインチェックに登録しているパスワードを入力しましょう。

ここで注意。

APIの

  • アクセスキー
  • シークレットキー

この2つは絶対に誰にも教えないでください!

もし流出しちゃうと

  • コインチェックのアカウント停止
  • 個人情報の流出

というリスクがあります。

パスワードと同じくらい、大切に保管しましょうね(ウォレットの秘密鍵もね)

Googleの2段階認証の数字を入力し

APIキーが発行されました。

KoinlyでAPIキーを連携

ホーム画面の「Wallets」「+Add Wallets/exchange」をクリック。

検索ボックスに「coincheck」と入力しましょう。

「Setup auto-sync」をクリックし

コインチェックのAPIキー管理画面から、アクセスキーとシークレットキーをコピペしてください。

APIキーをコピペしたら、「Secure Import」をクリック。

これでコインチェックとの連携は完了です(ちょっと待ち時間あり)

CSVファイルをダウンロード

さきほど説明しましたが、コインチェックの売買記録とKoinlyにアップロードした記録を見比べたら

  • 販売所で売買した取引
  • 積立購入したビットコイン
  • メタマスクに送金できなかった通貨

この3つは自動で取り込まれなかったんですよ。

ということで、APIで連携できなかった部分を、CSVファイルを使ってアップロードします(これがめんどくさい)

CSVファイルとは、Googleスプレッドシートを使って作ったファイルのことです。

まずは、Koinlyのサイトから専用のフォーマットをダウンロードしましょう。

ダウンロードサイト

英語なので、Google翻訳をします。

下の方にある「3.ユニバーサルフォーマット」を探し「ユニバーサルテンプレートを表示」をクリック。

「ファイル」「ダウンロード」「カンマ区切り形式(.csv)」でテンプレートファイルをダウンロードしましょう。

このファイルを、Googleスプレッドシートに貼り付けます。

「ファイル」「インポート」「アップロード」で、さっきKoinlyからダウンロードしたファイルをアップロード。

▼をクリックして「現在のシートに追加する」に設定し「データをインポート」します。

そうすると、英語ばっかのシートが出現します。

このままだと意味がわからないので、英語にふりがなを振りました。

画像が見づらくてすいません。

翻訳はこちらです。

  • Date(日付)
  • Sent Amount(出金金額or支払った金額)
  • Sent Currency(通貨)
  • Received Amount(入金金額or購入した通貨)
  • Received Currency(通貨)
  • Fee Amount(手数料の金額)
  • Fee Currency(手数料の通貨)
  • Net Worth Amount(資産の金額)
  • Net Worth Currency(通貨)
  • Label(説明)
  • Description(メモ)
  • TxHash(トランザクションID)

直接見たほうがわかりやすいので、サンプルのスプレッドシートを作りました。

家計簿を作る時の参考にしてくださいね。

Googleスプレッドシート

Fee Amount(手数料の金額)は、入出金のときには入力しなくて大丈夫です。

Net Worth Amount(資産の金額)も、Koinlyが計算してくれるので空欄でOK。

Label(説明)も、入出金や売買のときには空欄で大丈夫ですが、マイニングやハードフォークの時には英語で入力してください。

TxHash(トランザクションID)も、めんどくさいので空欄にしました(笑)

APIで連携できなかった取引をすべて記入します。

なまらめんどくさいですが、頑張りましょう!

※実際Koinlyにアップロードしたシートも見れるようにしています。

CSVファイルのダウンロード方法は、こちらの画像で確認してください。

CSVファイルをアップロード

ファイルをダウンロードしたら、Koinlyにアップロードします。

「wallet」からCoincheckをクリックし「Import file」をクリック。

時間を東京時間に合わせて、ファイルをインポートします。

「Import」をクリックして、ちょっと待ちましょう。

この画面が出ればOKです!

Koinlyのダッシュボードでわかること

すべての履歴を入力したら、ダッシュボードを見てみましょう。

わたしの家計簿はこんな感じです。

項目が多いので、4つに分けて解説しますね。

① 損益の合計

左から順番に

  • 今持っている仮想通貨の値段
  • 仮想通貨を買うために使った値段
  • 儲かったor損してる

です。

この画面だけを見ると「キタノドロップめちゃめちゃ損してんじゃん」と見えますよね(笑)

大丈夫、これにはからくりがあるんですよ!

Koinlyの注意点なんですが、NFTの値段はダッシュボード画面に反映されません。

わたしの家計簿の内訳を説明すると

  • CNP(NFT)を9万円分のイーサで購入
  • CNPJ(NFT)を4万円分のイーサで購入
  • たくさんのNFTを1万円分くらい買っている(ほぼ激安ミント)
  • 5万円分くらいビットコインとイーサを購入

なので、ざっくり計算すると5,000円くらいの損失なんですよね(結局損してるんいかい!)

2022年12月現在は、NFTの含み益があるので気にせずいきましょう(笑)

② 仮想通貨ごとの損益

仮想通貨ごとに、儲かっているのかどうかを確認できます。

  • Asset→仮想通貨の名前
  • Balance→持っている数量
  • Cost→仮想通貨を買う時に支払った日本円
  • Market Value→現在の仮想通貨の値段

こんな感じです。

下の方にNFTもありますが、値段は反映されません。

ひとつ問題点があり、かってに送られてきた「詐欺NFT」の履歴も残っているんですよ。

この詐欺NFT、確定申告のときどーしましょうね?(アドバイスほしいっす)

③ 損益の内訳

右には、内訳が細かく書いています。

よくわからなかった部分が2箇所あり

  • Received→受け取り済み
  • Sent→送信済み

履歴と照らし合わせたんですが、金額があっていないんですよ。

今後も深掘りしてみます(英語は苦手…)

④ 取引所の金額と円グラフ

最後は、取引所に入金している金額と、資産の円グラフです。

わたしはビットコインをコインチェックで積み立て購入しているんですが、これは反映されませんでした。

KoinlyのAPI連携は、すべて連動しているわけではないので、こういった誤差が出てきます。

確定申告前には、修正したほうがいいですね~

Koinlyの利用料金

Koinlyの利用料金を、公式サイトからまとめました。

無料初心者プロ達人
料金0円49ドル99ドル179ドル
年間取引件数10,000件100件1,000件3,000件
メタマスク対応
DeFi対応
税金レポート

Koinlyのすごいところは、無料で大量のデータを取り込んでくれることです。

今まで使用した

  • Gtax
  • クリプタクト
  • クリプトリンク

は、無料プランだと機能が制限されていました。

この部分はマジですごいと思います。

利用料金は、税金レポートをダウンロードする時に、初めて支払うシステムです。

有料プランを使うときには、クレジットカードを登録しましょう。

Koinlyを使った感想

Koinlyは英語のサイトですが、Google翻訳を使えたのでわたしでも使えました。

無料プランでも機能が多く、とりあえず利益を計算したい人にはおすすめです。

使いづらいと思った部分は

  • API連携で取引所のすべてのデータが取り込めない
  • エラーがけっこう出る
  • 詐欺NFTのデータも取り込んじゃう

この3点です。

API連携は便利なのですが、仮想通貨を販売所で購入した履歴や、積立投資のデータが取り込まれませんでした。

すべて手作業で確認して、CSVファイルを作るのはけっこう面倒です。

残高が合わないというエラーもけっこうでています。

Koinlyの中で自動取り込みと、手動取り込みのデータが混ざっているので、ウォレットの残高とあっていないぽいです。

このエラーの修正もめんどくさいですね~。

あとは、定期的に送られてくる「詐欺NFT」のデータも、Koinlyに取り込まれていました。

「詐欺NFTの税金処理ってどーすんの?」

という疑問も残っています(マジでアドバイスをください)

Koinlyは損益計算をするには便利ですが、日本の取引所がメインの人は使いづらい印象です。

でも、メタマスクのデータを一気に取り込めたのには、感動しました。

NFTやDeFiをたくさんしている人には、おすすめできるサービスですね!

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まとめ

Koinlyの登録方法や使い方、個人的な感想をお届けしました。

無料で損益計算ができるのは、ホントにすごいと思います。

わたしは保守的なので日本のサービスに課金しますが、NFTやDeFiを使いまくっている人にはおすすめですね。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

※注意事項
仮想通貨やNFT、DeFiなどは税務上のルールが決まっていない場合があります。
年間の所得が20万円を超えそうな場合は、税理士や税務署に聞いてみてください。
また、仮想通貨の儲けは雑所得に分類されます。
雑所得が1円以上ある場合は住民税の申請が必要なので、役場に問い合わせてくださいね。

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よければ見てみてください~

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