ハッキングのリスクを避けるために、仮想通貨はウォレットに保管した方がいいと言われます。
「そもそもウォレットってなんや?」
ということで、ウォレットについて調べました。
仮想通貨を買って満足しているそこのあなた。
安全に資産を管理できるウォレットについて勉強してみてください!
取引所とウォレットの違い
まずは暗号資産取引所とウォレットの違いを説明します。
暗号資産取引所とは
仮想通貨を買ったり売ったりするときに、暗号資産取引所を使います。
具体的には
- コインチェック
- ビットフライヤー
- GMOコイン
このような取引所で私たちは仮想通貨を手にします。
そして取引所は、暗号資産を保管する役割もあります。
仮想通貨を購入しても手で持つことはできません。
ウォレットという財布みたいな通帳みたいなもので仮想通貨を保管します。
銀行とか証券会社みたいなもので、取引をしたり資産を管理してくれる場所です。
取引所でも仮想通貨を保管してくれます。
2段階認証やインターネットから暗号資産を切り離し保管しているので、セキュリティーは安全といわれています。
しかし取引所に預けるデメリットもあります。
- 取引所が倒産する
- やっぱりハッキングが怖い
- 取引所によってセキュリティーの強さはまちまち
この3つのリスクを抑えるために、自分でウォレットに保管する方法もあります。
仮想通貨ウォレットとは
ウォレットには
- 仮想通貨の保管
- 仮想通貨を送る
- 仮想通貨を受けとる
この3つの役割があります。
仮想通貨のサイフですね。
ウォレットはホットウォレットとコールドウオレットの2パターンあり、その中で5種類に分かれます。
ホットウォレットとコールドウォレットの違い
ウォレットはオンラインで保管する「ホットウォレット」とオフラインで保管する「コールドウオレット」があります。
それぞれの特徴を説明します。
ホットウォレットの特徴
ホットウォレットはインターネットとつながっているウォレットです。
インターネットでつながる=温かい
みたいなイメージです。
いつでも仮想通貨の送金や、仮想通貨の受け取りができるのがメリットです。
デメリットはインターネットとつながっているので、ハッキングの危険があります。
ホットウォレットで仮想通貨を保管するときは、セキュリティーをしっかりと行ってください。
コールドウォレットの特徴
コールドウオレットは、インターネットから切り離した状態で仮想通貨を保管します。
ネットにつながっていない=冷たい
というイメージ。
USBメモリーやSDカード、紙に直接出力して仮想通貨を保管するので、ハッキングは100%防ぎます。
一方で、送金や受け取りに手間がかかること、USBメモリーや紙を無くすというデメリットもあります。
コールドウォレットは無くしたら終わりです。厳重に保管しましょう。
ウォレットの種類
仮想通貨ウォレットは5種類あります。
ホットウォレットは
- オンラインウォレット
- モバイルウオレット
- デスクトップウォレット
コールドウォレットは
- ハードウエアウォレット
- ペーパーウォレット
それぞれの特徴を説明します。
オンラインウォレットの特徴
オンラインウォレットはWEB上で仮想通貨を保管します。
これは仮想通貨の事業所が提供しています。
IDとパスポートさえあれば仮想通貨をすぐに取引できるので、少額の資産を保管するならオンラインウォレットがおすすめです。
デメリットとしてはハッキングのリスクがあること。
メンテナンス中は操作ができないことにも注意してください。
モバイルウォレットの特徴
モバイルウォレットはスマートフォンにアプリをインストールして仮想通貨を保管します。
スマートフォンの中に仮想通貨があるので、手元に保管している安心感があります。
スマートフォンの紛失や、故障するリスクがデメリットです。
他にも「評判の良いモバイルウォレットが少ない」という声もあります。
おすすめのモバイルウォレットは
国産のモバイルウォレットGincoと取り扱い通貨の多いcoinomiです。
Gincoは日本の企業なので使いやすいです。
機種変更やスマートフォンが紛失して場合は、秘密鍵が必要になります。
あらかじめ秘密鍵をバックアップしておいてください(Googleドキュメントに保存したり、紙に書いて保管したり)
デスクトップウォレットの特徴
デスクトップウォレットは、パソコンにソフトをインストールして仮想通貨を保管します。
パソコンをハッキングされない限り、仮想通貨は安全です。
パソコンにはウイルス対策ソフトを入れることをおすすめします。
ホットウォレットの中では、一番セキュリティーが高いです。
こちらも秘密鍵をバックアップしてください。
ハードウェアウォレットの特徴
ハードウエアウォレットは、USBメモリーやSDカードの中に秘密鍵のデータを保存します。
オフラインでデータを保管するのでハッキングは100%防ぎますが、無くしてしまうと仮想通貨を取り出せなくなります。
ウォレット自体の値段が高いこともデメリットです。
資産が増えてきたら検討してください。
ペーパーウォレットの特徴
ペーパーウォレットは紙に秘密鍵の情報を出力し保管します。
ハッキングはされませんが、紙をなくすと終わりです。
資産が無くなります。
まとめ
ウォレットについて解説しました。
保有している仮想通貨の量や、取引の頻度で使用するウォレットを選んでください。
仮想通貨の保有量が少ないなら取引所のウォレットを使い、資産が増えてきたら自身でウォレットを管理してください。
ウォレットを使いこなし、セキュリティー対策は万全にしましょう!!