
仮想通貨の税金を計算するツールが知りたい

ツールの使い勝手を比較をしてみよう!
仮想通貨やNFTの税金計算は、ツールを使うと便利です。
お金はかかってしまいますが、自分で計算する時間を節約できます。
わたしも確定申告に備えて、いろいろなツールを使ってみました。
参考になればうれしいです!

仮想通貨の税金計算におすすめのツールを紹介
Twitterで仮想通貨の税金計算ツールのアンケートをとったら、1番人気はクリプタクトでした。
この4つのツールを、わたしが実際に使ってみた感想を紹介します。
初心者目線で、正直に書きますね。
※わたしの2023年の確定申告は、Gtaxで計算しています。
Gtax
Gtaxの特徴はこんな感じ
- 日本語対応している
- 無料プランで使える幅が広い
- シンプルで見やすいサイト
- 使い方の説明ブログがわかりやすい
- 良心的な価格
料金表はこちらです。
無料 | ミニマム | ライト | ベーシック | |
---|---|---|---|---|
料金 | 0円 | 8,250円 | 16,500円 | 33,000円 |
年間取引件数 | 100件 | 300件 | 1,000件 | 30,000件 |
海外取引所 | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
DeFi対応 | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
わたしは
- コインチェックで仮想通貨購入
- OpenSeaでNFT購入
- ビットレンディング
この3種類の取引しかしていません。
NFTの売買記録はGtaxで対応していないので、自分で「共通フォーマット」を作る必要があります。
1つ1つの取引を追っかけながら、記録を作るのはめんどくさかったです(笑)
ただ
- そういえば、このNFT買ったな~
- あのNFTを売ったら稼げたな~
と、1年のNFTライフを振り返ることもできたので、けっこう楽しい時間でした。
NFTの売買は安いプランで計算できますが、ブロックチェーンゲームやDeFiをしている人だと、高額なプランが必要です。
他のサービスと比べて、オトクな方を選んでください。
面談な仮想通貨の損益計算ツール【Gtax(ジータックス)】クリプタクト
クリプタクトの特徴はこんな感じ
- 国内ユーザー数NO1のサービス
- 日本語対応している
- 資産管理の画面が見やすい
- 料金は高い
- カスタマーサポートが手厚い
- 対応する取引所が多い
- YouTubeがおもしろい
料金表はこちらです。
無料 | お試し | ライト | スタンダード | |
---|---|---|---|---|
料金 | 0円 | 8,800円 | 19,800円 | 33,000円 |
年間取引件数 | 50件 | 500件 | 5,000件 | 50,000円 |
海外取引所 | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
カスタム入力 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
データ保持 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
使った感想は、対応する通貨と取引所の数が多いことです。
特に海外の取引所や、アルトコインを買う人にはおすすめのサービス。
わたしは
- 取引所→コインチェック
- 通貨→BTC&ETHの2種類
というシンプルな投資なので、クリプタクトはオーバースペックでした(笑)
カスタマーサポートの対応が素早いのですが、料金がちょっとお高いです。
税金計算をツールに任せて、投資に集中したい人にはおすすめですね。
面倒な仮想通貨の損益計算を全自動で【CRYPTACT(クリプタクト)】
クリプトリンク
クリプトリンクの特徴はこんな感じ。
- 日本語対応している
- 料金が安い
- 仮想通貨の引取サービスがある
- 200件未満の取引が無料で計算できる
- YouTubeで使い方を解説
- NFT管理リストがある
無料 | プラン5 | プラン10 | プラン20 | |
---|---|---|---|---|
料金 | 0円 | 5,478円 | 10,978円 | 21,780円 |
年間取引件数 | 200件 | 500件 | 5,000件 | 30,000件 |
海外取引所 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
手入力明細 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
NFT管理リスト | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
クリプトリンクは、他のサービスと比べて料金が安いです。
「NFT管理リスト」があるので、NFT投資家にはうれしいですね。
Koinly
Koinlyの特徴はこんな感じ。
- 無料で損益計算ができる
- メタマスクのデータを自動で取り込める
- 10,000件までの履歴を無料で計算
- 英語のサイト
- 日本の取引所との相性が良くない
無料 | 初心者 | プロ | 達人 | |
---|---|---|---|---|
料金 | 0円 | 49ドル | 99ドル | 179ドル |
年間取引件数 | 10,000件 | 100件 | 1,000件 | 3,000件 |
メタマスク対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
DeFi対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
税金レポート | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
KoinlyはAPI連携という便利な機能があるのですが、すべてのデータを一気に取り込めませんでした(2022年12月現在 コインチェックで検証)
「API連携+CSVファイルを自分で作成」という、手間がかかる方法で履歴を取り込みます。
ただ、メタマスクのウォレットアドレスを入力すると、NFTの売買履歴が一気に入力できました。
これ、感動しますよ!
無料でもほとんどの機能が使えるので、とりあえず損益計算をしたい人におすすめのツールですね。
まとめ
仮想通貨やNFTの税金計算は難しいです。
ルールもあいまいですし、どうやって計算したらいいのかもわからないですよね。
そんな中でも、税金は払わないといけないんすよ。
世知辛い世の中ですが、コツコツ家計簿をつけて、確定申告にそなえましょう!
※注意事項
仮想通貨やNFT、DeFiなどは税務上のルールが決まっていない場合があります。
年間の所得が20万円を超えそうな場合は、税理士や税務署に聞いてみてください。
また、仮想通貨の儲けは雑所得に分類されます。
雑所得が1円以上ある場合は住民税の申請が必要なので、役場に問い合わせてくださいね。
仮想通貨・NFTの税金を調べて、Kindle本にまとめました~!

お時間あれば読んでみてください~