こんにちは~。
昨年会社を退職し、個人事業主になって初めての確定申告です。
まだまだ売り上げは少ないのですが(20万円以下)練習の意味も込めて初めて確定申告をしてみました。
- 2020年の12月に開業届を提出
- 2021年の10月までは派遣社員
- 2021年の11月からはフリーランスだけで働いている
このような人の確定申告です。
参考になればうれしいです!
確定申告の大まかなイメージ
確定申告とは、令和3年1月1日から12月31日までの売り上げや経費をまとめて所得税を計算。
令和4年(今年)の3月15日までに税務署に申告するイベントです。
全体の流れはこんな感じになります。
- 帳簿をつける
- 決算書を作る
- 確定申告書を作る
- 必要なものを整理する
- 税務署に提出
- 税金を払うor払い過ぎた分を返してもらう
全体の流れを把握すると意外とシンプルです。
1つずつ作業していきましょう!
帳簿をつける
まずは1年間の売り上げや経費をまとめます。
1月から12月までの領収書やカードの明細を整理して、売り上げと経費を計算します。
この作業をエクセルや手書きで行うとなまら時間がかかるので、私は会計ソフトを使いました。
税理士YouTuberのみなさんは、会計ソフトは絶対に使った方がいいと力説しています。
私も作業してみて、会計ソフトの使いやすさを実感しました。
会計ソフトはおすすめのツールです!
やよいの青色申告 オンラインなら登録してから1年間無料で使えます。

確定申告まで時間がない方は検討してみてください!
そして帳簿をつけるためには資料が必要です。
- レシート・領収書(経費)
- クレジットカードの明細(経費)
- 貯金通帳(売上)
- 売り上げの明細(売上)
- 請求書(売上)
- 取引先からの支払調書(売上)
これらの資料を用意します。
WEBライターであれば、クラウドワークスやランサーズの支払い管理画面のスクリーンショット。
A8.netやGoogleアドセンスの支払い情報の画面をスクリーンショットしていきます。
資料がそろったら会計ソフトに売上と経費を入力していきます。
やよいの青色申告では「かんたん取引入力」と「スマート取引取込」で帳簿を作れます。
収入・支出を選び必要事項を入力していくだけ。
入力が終わると取引一覧に日付順に並ぶので整理するのが便利です。
科目は最初から登録されているので選んで入力しましょう。
仕事で使う本や雑誌→新聞図書費
打ち合わせのカフェ代→会議費
仕事で使うスマホ代→通信費
入力が終わったらレシートやカードの明細はファイルに収納しましょう。
令和3年とわかりやすくメモを貼っておくと、あとあと便利です。
確定申告はこの帳簿つけが一番大変です!
計画的に作業してください。
決算書を作る
減価償却費を計算
通常値段の高い備品(車や高価なパソコンなど)は一年単位で経費になりません。
例えば仕事で使う車を150万円で買ったとします。
その場合は、車の購入費を一気に経費にするのではなく、6年に分割して経費にします。
これを減価償却といいます。
私はパソコンで作業をしているので減価償却費の計算はありません。
もしある場合は「減価償却費の計算」という項目に入力すると自動で計算してくれます。
青色申告決算書
青色申告決算書は4枚セットになっています。
- 損益計算書
- 月別売り上げ金額及び仕入金額
- 減価償却費の計算
- 貸借対照表

この4枚は会計ソフトの「青色申告決算書の作成」で一気に作成。
基本情報や売上・仕入、家事按分や経費の項目を帳簿からそのまま転記してくれるのでサクッと出来ます!
分からない部分は、サイト内の動画で解説しているので安心です。
完成したらPDFファイルでダウンロードできます!
確定申告書を作る
まずは必要な書類を集めます。
- 源泉徴収票(副業の場合)
- 取引先への請求書
- マイナンバーカード
- 国民健康保険料の領収書
- 国民年金の控除証明書
- 生命保険料の控除証明書
- 住宅ローン残高証明書
- 寄附金受領証明書(ふるさと納税)
こんな感じです。
大事なのは控除の書類を集めること。
控除が多ければ多いほど税金は安くなります。
必要書類がそろったら一つ一つ入力していきます。
源泉徴収税額の入力(副業の確定申告の場合)所得・所得控除・所得税・住民税・事業税をガンガン入力していきます。
最終確認しオッケーであれば確定申告書が完成。
PDFでダウンロードできます!
青色申告決算書と確定申告書はほぼ自動でできました。
しっかり文面を読めば、確定申告書初心者でもいけます!
必要なものを整理します
ここまで出来たらゴールは近いです!
申告に必要なものを整理します。
青色申告決算書 4枚
- 損益計算書
- 月別売り上げ金額及び仕入金額
- 減価償却費の計算
- 貸借対照表
確定申告書B 2枚
この6枚は会計ソフトで勝手に作ってくれます。

マイナンバーカードのコピー
マイナンバーカードを作っていなければ、マイナンバーの通知書と運転免許証や保健所が必要です。
源泉徴収票
会社から年明けにもらえます。
控除証明書
- 国民年金控除証明書
- 国民健康保険料の領収書
- 生命保険料控除証明書
- 寄付金(ふるさと納税)控除証明書
- 医療費控除の明細書
などなど。
控除証明書はなくても確定申告できますが、税金で損してしまうので必死に探してください!
税務署に提出
ここまで来たら提出です。
提出方法は3種類あります。
- 直接税務署に提出
- 郵送で提出
- e-Taxで提出
私は初めての青色申告なので、提出前に役所の確定申告相談に行って書類が間違っていないか見てもらいます(電話して聞いてみたら無料でした)
そのあとで自分でできそうならe-Tax。
難しそうなら郵送で提出にします。
郵送の場合は返送用の封筒と切手を貼って入れておきます(住所も書いておきましょう)
じゃないと確定申告書の控えを送ってくれないそうです!
所得税の支払いor還付
所得税の支払いは3月15日まで。
還付の場合は登録した口座に振り込まれます。
お疲れさまでした!!
これで確定申告は終了です。
まとめ
最後に必要な書類をまとめました。
- 確定申告書
- 青色申告決算書
- マイナンバーのコピー
- 源泉徴収票
- 各種控除証明書
です。
確定申告の期限は3月15日まで。
この記事が参考になれば嬉しいです!
私の確定申告の参考書です。
ギャグマンガで税金を学べます。
めっちゃわかりやすいです!