こんにちは~
ビットコインの次に人気の仮想通貨「イーサリアム」
今回はイーサリアムで使われるイーサ(ETH)の歴史と値段の推移を紹介します。
出典元:Googleファイナンス
- 今からイーサリアムを買ってみたいあなた
- イーサリアムについて知りたいあなた
参考になればうれしいです!
イーサリアムの歴史
2013年 イーサリアムの誕生
参照元:Twitter
イーサリアムは、当時19歳だったヴィタリック・ブテリンさんが考えたシステムです。
2012年 仮想通貨マガジン立ち上げ
2013年 イーサリアムのホワイトペーパー(企画書みたいなの)発表
と、ものすごい勢いでヴィタリックさんは仮想通貨にのめりこんでいきました。
2014年 仮想通貨イーサ(ETH)の発売
7月にイーサを先行発売。
42日間の発売期間はビットコインとイーサを交換する形で行われ、約18億円の資金を調達します。
1番安いレートの時は1BTC=2000ETH
円に換算すると1ETH=30円くらいです。
※このくらいの時期に堀江貴文さんはイーサに投資しています。
イーサの価格が上がったので円に交換しようとしたところ、シークレットリカバリーフレーズの不具合のために現在もウォレットの中のイーサを引き出せていないそうです(とんでもない金額になっているはずです)
2015年 イーサリアムが一般公開される
7月にイーサリアムのブロックチェーンが一般公開されました。
ブロックチェーンが公開されたことにより
- 送金
- ガス代
- マイニング
が利用できるようになります。
11月にはマイクロソフトと提携し、各業界から注目を集めるようになりました。
価格も1ETH=140円くらいまで上昇します。
2016年 DAO事件発生
3月には大型アップデートされより使いやすくなりますが、翌月に事件が起こります。
「The DAO」というプロジェクトのバグがハッカーに狙われて、約52億円分のETHが盗まれてしまいました!
事件を解決するために開発チームは2つの方法を検討します。
- ハッカーのアドレスと口座を凍結させるソフトフォーク
- ハッキング以前に時間を戻すハードフォーク
という案が検討されます。
ソフトフォークを使うと
- ハッカーは盗んだ資金が取り出せない
- 被害者の資金は戻ってこない
ハードフォークを使うと
- ハッキングの前に時間を戻すから事件はなかったことになる
- ハッキングされていないことになるので、被害者もいない
- でも、その方法はあかんとちゃうの⁉
話し合いの結果、開発チームはハードフォークを使い時を戻してしまいました。
この事故処理に反対する人もいて、その人たちはハッキングされた記録のあるブロックチェーンを使い続けます。
現在、時を戻したブロックチェーンをイーサ(ETH)
ハッキングされたブロックチェーンをイーサリアムクラシック(ETC)と呼び、まったく別の通貨として取り扱われています。
この事件のせいでイーサの価値が急落。
1ETH=2400円→1ETH=1200円に下がってしまいます。
2017年 EEAが発足
2017年にイーサリアム財団が発足します。
企業向けのブロックチェーンを開発することを目的に、世界中の企業が財団をつくります。
- マイクロソフト
- JPモルガン
- 野村総合研究所
- NTTデータ
- KDDI
などの有名企業が参加したことで、イーサの価格も高騰します。
7月にはイギリス企業Parity Technologies社製のウォレットを利用していたユーザーから、総額約34億円のイーサが盗まれました。
この事件はウォレットのセキュリティが弱かったことで起きてしまったんだそうです。
10月には大型のアップデートがあり、年末には1ETH=8万円を超えてきます。
2018年 仮想通貨バブルがはじける
年明け早々1ETH=16万円と、当時の最高額をたたきだします。
3月にはG20で仮想通貨の規制について話し合われ、価格が下がります。
その後も価格は下がり、ひどい時は1ETH=9000円まで下がってしまいます。
世間では仮想通貨バブルがはじけたと言われており、イーサリアムも冬の時代がおとずれます。
2019年 大型アップデートにより少し回復
2019年にも大型アップデートが行われます。
価格は
6月 1ETH=36000円
12月 1ETH=13000円
と、あまり動きがありません。
2020年 DeFiブームで価格が上昇
3月にコロナウイルスが流行したことで価格が下落しますが、DeFiが注目されることで価格が年末にかけて上昇します。
DeFiは分散型の金融。
イーサリアムのブロックチェーンを使用するので、DeFiとともにイーサリアムにも注目が集まりました。
年末には1ETH=8万円を記録します。
2021年 値段が乱高下する
5月には1ETH=40万円を突破しますが、その後20万円台まで下がります。
中国政府がビットコインを始めとする暗号資産を全面禁止にするというニュースがあったことで、価格が下がったと言われています。
またNFTが大ブームになります。
NFTを売買するときに、イーサリアムのブロックチェーンを利用するのでイーサリアムにも注目が集まります。
イーサの価格は11月には1ETH=50万円を超えてきますが、2022年の1月には20万円台まで下がってしまいました。
まとめ
イーサリアムの歴史と値段を振り返りました。
価格は上がったり下がったりを繰り返していますが、全体的には右肩上がりです。
イーサリアムのスマートコントラクトは今後世の中に必要な技術なので、さらにイーサの値段は上がると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!