【ビットコインと電子マネーと円の違いを解説】

仮想通貨

こんにちは~

ビットコインと電子マネーはどちらもデータで管理するお金です。

いっけん同じように感じますが、調べるとまったく違うお金でした。

大きな違いは

電子マネー 管理する人がいる
ビットコイン 管理する人がいない

このような違いがあります。

日本の法定通貨「円」とも比較して、それぞれの違いを説明します。

ビットコインの特徴

ビットコインの特徴は

  • 管理する人がいない
  • 不正ができない
  • 世界中で使用できる

こんな感じです。

1つずつ見ていきましょう。

管理する人がいない

「円」は日本銀行が「アメリカドル」はFRBというチームが管理しています。

ビットコインは特定の管理者がいません。

管理者がいなくてもルールが守られているのは、ルールを守らざるを得ないからです。

みんなが誠実だから管理者がいないのではなく、優秀な悪人でもルールを破ることができないから守っているのです。

ビットコインの取引のすべてのデータは、ブロックチェーンというデータベースで管理しています。

ブロックチェーンの中にはたくさんのユーザーとマイナーがいて、お互いがズルしていないかチェックしています。

相互監視が厳しいので、管理者がいなくてもビットコインに問題が起こらないのです。

ブロックチェーンについての記事はこちらから

不正ができない

ビットコインで不正ができない仕組みは、世界中にいるマイナーがまちがった取引をすべて排除しているからです。

マイナーとは、ビットコインの取引が間違っていないかを調べる人たちのことです。

世界中にいるマイナーが日々頑張っているおかげで、私たちのビットコインが守られています。

世界中で使用できる

徐々にですが、ビットコインを使える店舗が増えてきました。

日本では

  • メガネスーパー
  • ビックカメラ
  • DMM.com

が有名です。

2021年にはエルサルバドルでビットコインが法定通貨(国が認めたお金の単位。日本は円。)となりました。

エルサルバドルでは、アメリカドルとビットコインが同じように使えます。

ビックマックやスタバのコーヒー、税金なんかもビットコインで支払えるとか凄いっすよね!

他にも

パラグアイ
パナマ
メキシコ
アルゼンチン
ブラジル

がビットコインを法定通貨にしようと話し合っています。

ビットコインがドンドン広まっていけば、世界中で両替をせずに買い物ができます。

ビットコインと電子マネーの違い

ビットコインと電子マネーの違いは、管理する人がいるかいないかです。

ビットコインは特定の管理者がいないのですが、電子マネーは管理者がいます。

電子マネーを管理しているのは大企業なので信頼があります。

おそらく潰れることはないと思うのですが「もう電子マネーをやめる!」と言い出したら私たちのポイントはなくなってしまいます。

電子マネーのリスクとして

  • ポイントを使わないと失効してしまう
  • ポイントの還元率がひっそりと減っている

nanacoやWAONの有効期限は2年間。Suicaの有効期限は10年間です。

有効期限の過ぎたポイントは失効され、使うことはできません。

ビットコインは有効期限がないので、しばらく使ってなくてもなくなることはありません。

もう1つは電子マネーはルール変更が多いことです。

100円の支払いで1ポイントたまっていたのが、急に200円で1ポイントたまるという改悪がされることがよくあります。

このような企業の都合でルールが変わることは、利用者にとっては不都合です。
ビットコインは特定の企業が管理していないので、勝手なルール変更はありません。

ビットコインと円の違い

円は日本が管理しています。

国家が管理しているお金を「法定通貨」といいます。

法定通貨はお金といっても、本質は紙きれやコインです。

紙きれやコインがなぜお金として使えるかというと、発行している国が信用されているからです。

日本は1945年以降、戦争をしていません。

戦争に巻き込まれず、経済的にも発展している国なので、日本が発行している「円」は信用されています。

国の信用がなくなると、法定通貨は価値を失います。

1998年にはロシアが、2009年にはギリシャが、2014年と2020年にはアルゼンチンがデフォルトを起こしました。

デフォルトとは、借りたお金や利子を払えなくなることです。

国で例えると国債(国の借金)の利子が払えなること。

デフォルトした国の信用はなくなり、新たな借金がしづらくなります。

2022年には、再びロシアがデフォルトの危機に陥っています(4月3日現在)

日本の借金もむちゃくちゃあり(2021年時点で約1200兆円)世界の借金ランキングではワースト1位です!!

現時点では円の価値は大丈夫なのですが(ホンマでっか!?)この先どうなるかわかりません。

対するビットコインは特定の国との関わりもないので、国のデフォルトが起きても大丈夫です。

現在は投資対象として注目されているので、価格の変動は激しいです。

しかし、時間がたってビットコインが生活の一部になれば、価格は安定するはずです。

まとめ

ビットコインと電子マネー。

ビットコインと円の違いを解説しました。

大きな違いは

ビットコイン 管理する人がいない

電子マネー・法定通貨 管理する人がいる

特定の管理者が信用できればいいのですが、政府や企業が信用できない時もあります。

そのようなときでも焦らないように、私はビットコインをちょこちょこと買っています。

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