出典元:Googleファイナンス
こんにちは~
ビットコインの値段が今後どうなっていくのかは、皆さん気になると思います。
価格がこのまま上がってほしいのですが、ビットコインは変動が大きいお金です。
歴史をさかのぼるとビットコインは、価格の爆上がり・激下がりを繰り返しています。
価格が下がっても、メンタルがやられないように勉強していきましょう。
2008年~2010年 ビットコイン誕生!
2008年にサトシ・ナカモトさん(正体不明)が
「世界中で使えるお金を作れんじゃね⁉」
という論文を発表。
ビットコインという暗号資産が誕生しました。
一番最初のビットコインの値段は、1BTC(ビットコイン)=0.07円。
この時はお金としての価値はありませんでした。
2010年5月にアメリカのフロリダ州で、世界で初めてビットコインを買い物に使った人が現れます。
この時のビットコインの価格は1BTC=0.2円。
10,000BTCをピザ2枚と交換しました。
2022年のビットコインの価格は1BTC=約550万円。
現在の価値にすると、ピザ2枚が550億円です!!
2010年の7月にはMt.Gox(マウントゴックス)というビットコインの取引所がオープン。
1BTC=7円まで値段が上がります。
2011年~2012年 雑誌でビットコイン特集
2011年4月にアメリカの「TIME」という有名雑誌がビットコインを特集します。
世間にビットコインが知れ渡り、1BTC=80円に値上がりしました。
その後ビットコインは大ブレイク。
1BTC=3000円にまで爆上がりしますが、2011年6月にマウントゴックス(ビットコインの取引所)がハッキングの被害にあい信用を失います。
1BTC=300円まで値段が下がってしまいました。
大ブレイクした芸人が、不祥事を起こしたような価格の移り変わりです。
2012年には、4年に1度のマイニング半減期がおとずれます。
マイニングとは、ビットコインのデータがあっているかを調べる仕事。
ビットコインではマイニングをしているマイナーと呼ばれる職業の給料が、4年に1度半額に減らされるルールがあります。
マイナーからしたら
「給料半分にするとかやってらんねーよ!」
と怒り狂います。
なのでマイニング半減期には給料の金額は半分になりますが、ビットコインの値段が上がることで、マイナーの怒りを収めるというイベントです。
マイナー以外に人は、ビットコインの値段が上がるのでラッキーイベントでした。
2012年のビットコインの値段は
1BTC=1000円くらいです。
2013年 NHKでビットコイン特集
2013年はビットコインの価格が大きく動きました。
3月にキプロス危機が発生。
キプロスはお金が無くなり、EUに支援を求めたのですが(EUさんお金貸してください)EUは「キプロス国民の貯金に税金をかけてね」と提案します。
これに困ったキプロス国民は、ダッシュでATMや銀行に向かい、貯金を下ろしてしまいます。
この騒ぎを見たギリシャやイタリア、スペインも焦って(この3国もあまりお金がない)お金を引き出すと、ユーロの価値が下がってしまいます。
ユーロの価値が下がると、相対的にビットコインの価値が上がります。
キプロス危機の時に、1BTC=4500円となりました。
10月には中国の検索サイト「百度 バイドゥ」がビットコインでの決済を採用。
12月にはNHKでビットコインの特集がされて、1BTC=12万円という値段が付きました!!
テレビの影響力は凄まじく、2013年はビットコインバブルに沸きます。
いっぽう中国ではビットコインの取引の禁止を発表。
マウントゴックスもハッキングの被害にあい、ビットコインの価格は安定しませんでした。
2014~2016年 マウントゴックス閉鎖
2014年~2016年のビットコインは低迷していました。
2014年2月にマウントゴックスがハッキングされ、85万ビットコインが盗まれてしまいました。
当時の価格で470億円の損失です。
同じ月にマウントゴックスは突然閉鎖。
ビットコインの価格が1BTC=18,000円まで急落します。
この事件で仮想通貨のイメージは悪くなってしまいました。
その後、アメリカの企業「Dell」や「マイクロソフト」がビットコインの決済を採用。
2015年10月にはヨーロッパ司法裁判所で、ビットコインが支払い手段として認められます。
2016年には日本でもブロックチェーンに関する実験を行う企業が増え始めます。
2015年終わりには1BTC=5万円
2016年終わりでは1BTC=11万円
と、少しずつ上昇していきます。
2017年 ビットコインバブル
2017年はビットコインが世間に浸透しました。
法律の整備が整い、金融機関がビットコインを買いだしたので、価格が上昇します。
欲しい人が増えれば値段が上がるのは、どんな商品も同じです。
「ビットコインを欲しい!」
という人が増えたおかげで、ビットコインの価格は
1BTC=233万円まで上昇しました。
この年の11月ごろから急上昇した、ビットコインなどの暗号資産。
吉本芸人の皆さんもかなりぶっこんでいたようです。
仮想通貨を後輩に勧めていたのは
たむらけんじさん
平成ノブシコブシ 吉村崇さん
といわれており、翌年に悲劇が起こります。
2018年 ビットコインバブル崩壊
2018年はビットコイン試練の年です。
1月にFacebookが
「人々を誤解させやすくミスリーディングを起こしやすい金融商品・サービスを助長する広告」
の禁止を発表。
ミスリーディングを起こしやすい金融商品に、ビットコインを含む暗号資産が入ってしまいました。
3月にはTwitterとGoogleも暗号資産の広告を禁止。
ビットコインの価格は下がり、広告を出せない日々が続きます。
そして吉本芸人が沸いたビットコインバブルも崩壊。
こちらは暗号資産取引所の「コインチェック」がハッキングされたことが大きいです。
暗号資産NEM(ネム)がハッキングにより流出。
藤崎マーケットのトキさんのNEMも流出しました。
出典元:Twitter
後に返金されましたが(マジでよかったっすね)ビットコインを始め暗号資産に「うさんくさい」というイメージが付いてしまいました。
昨年1BTC=230万円まで上がった価格は、1BTC=30万円に下落。
ビットコインバブルが崩壊しました。
2019年 価格が落ち着かない
2019年のビットコインは、値段の動きが激しかったです。
6月 1BTC=147万円
12月 1BTC=79万円
と落ち着きませんでした。
11月には暗号資産取引の「Bakkt バックト」がお客さんのメールアドレスを流出。
中国が暗号資産に新しい規制をかけたことや、取引所へのハッキングがまだまだ多いこともあり、ビットコインはいまいちブレイクしませんでした。
2020年 コロナ危機を乗り越える
2020年はコロナウイルスに振り回された年でした。
3月にはコロナウイルスが世界的に流行し、ビットコインの価格も下がります(1BTC=50万円)
その後、各国の政府が補助金を国民に配ります。
その補助金でビットコインを買った人が増え、ビットコインの値段が上がりました!
12月には1BTC=210万円という値段が付きます。
2021年 ビットコインバブル再び
2020年に引き続き、2021年も政府は金融緩和をします。
金融緩和をすると、社会にどんどんお金が増えます。
「お金が増えるといいのではないか⁉」
と思いますが、お金が増えすぎると物の値段が上がります(インフレといいます)
これはけっこう重要だと思います。
インフレでお金の価値が下がる前に、ビットコインに変えておこうと思う人が増えます。
ビットコインを買う人が増えれば、ビットコインの値段が上がります(これもインフレ)
2021年にはビットコインの値段が
1BTC=777万という高値をたたき出します!!(777は縁起もいい)
まとめ
ビットコインの歴史を調べてみて気づいたことを書きます。
- 値段の変動が激しい
- でも値段は上がっている
- お金として使える場所が少ない
- ビットコインを買う人や会社が増えている
- 吉本芸人はビットコインをガチホしていたら、今頃金持ち
こんな感じです。
2022年4月5日現在の価格は
1BTC=570万円
はじめてピザとビットコインを交換した時は
1BTC=0.2円です。
とんでもなく値段が上がっています。
吉本芸人がビットコインを買った時の値段も
1BTC=200万円くらい。現在の価格の3分の1ほどです。
あの時のビットコインをずーっと持っていればと悔やまれますが、芸人の皆さんは売ってしまったようです。
今後ビットコインの価格がどうなるかは誰にもわかりませんが、世界的な企業や保険会社、政府がビットコインを買うことで価格は安定します。
私はまだまだ価格が上がると思っています!
ビットコインを買うための口座開設の方法はこちらから。
コインチェックは使いやすくておすすめです。