こんにちは~
お金のキャッシュレス化が進んで、毎日の生活で現金を使わなくなった今日この頃。
カード払いや楽天ペイをガンガン使っていますが、今後ビットコインが支払い手段として使える日が来るのかを考えました。
お金の歴史を振り返ると、コンビニでビットコインが使える未来がくるんだと思えるようになります。
お金の歴史を
貨幣の時代
紙幣の時代
電子マネーの時代
仮想通貨の現代
に分けてまとめました。
暇な人は読んでみてください~
お金が生まれる前の時代
物々交換の時代
お金が生まれる前の時代は「物々交換」といって、商品そのものを交換していました。
狩人は肉をたくさん持っていますし、漁師は魚をたくさん持っています。
それぞれ欲しいものを交換して、足りない食料を確保していました。
物々交換のデメリット
物々交換のデメリットは、相手の持っている商品がいらない場合に、交換ができなかったこと。
食料品同士だと鮮度の差もあり、お互いが納得できる取引は難しいです。
そこで「物品交換」といって
などの価値の下がらない物と商品を交換し始めました。
貨幣が生まれた時代
貨幣の誕生
現在の100円や500円のような貨幣が誕生したのは、紀元前670年頃の「エレクトロン貨」が初めてです。
日本では
708年 和同開珎(わどうかいちん)
のどっちかが最初といわれています。
「新鮮なお肉は和同開珎3枚」と交換。
「腐りかけのお肉は和同開珎1枚と交換」のように、共通のルール作りが進んだことで、取引がスムーズになりました。
貨幣のデメリット
貨幣のデメリットは重いことです。
大量に貨幣を運ぶのはめんどくさいですし、盗まれる危険もあります。
となりの中国では北宋時代(960年~1127年頃)に交子(こうし)という紙幣が作られていました。
日本では紙を作る技術が足りなかったので、明治時代になるまで貨幣を使った取引が中心でした。
紙幣が生まれた時代
紙幣の誕生
日本で紙幣が生まれたのは、17世紀です。
越前福井藩は藩の中だけで使える「藩札」を日本で初めて作りました(地域限定の商品券みたいなもんです)
その後各藩が「藩札」をつくりますが、全国で使えるわけではありませんでした。
明治4年には日本の通貨を統一するために、今まで使っていた単位「両」から「円」に変更します。
現在のお金のシステムがこの時代につくられます。
紙幣のデメリット
紙幣のデメリットは
ボロボロになること
偽札が作れること
です。
また、全国にお金を配送するためのコストも莫大です。
電子マネーが生まれた時代
ソニーのFelicaがスタート
日本の電子マネーはソニーの「Felica」というシステムがスタートです。
2001年には「Suica」2002年には「Edy」がスタートし、現在に至ります。
他にも有名な電子マネーは
WAON
iD
QUICPay
などなどたくさんあります。
電子マネーのメリットは
支払いが楽ちん
支払いの管理がデータで残る
管理するコストが少ない(店舗に配送しなくてよい)
ことです。
スマホがあればどこでも買い物ができるので、めっちゃ便利になりました。
電子マネーのデメリット
電子マネーのデメリットは「管理者に依存している」ことです。
SuicaはJR東日本、Edyは楽天が管理しています。
もしもJRや楽天が
「明日から電子マネーをやめま~す」
と言ったら、電子マネーの中に入っているお金は無くなります。
この例えは極端ですが
使用期限がある
高額の買い物ができない
ことは電子マネーを使うデメリットです。
管理者の都合で勝手にルールを変えられるというデメリットを補おうとしているのが仮想通貨です。
仮想通貨がある現在
2009年にビットコインが登場しました。
ビットコインは今までのお金の問題点
管理する組織に依存している
他の国への送金がめんどくさい
というデメリットを解決しようとしています。
それぞれ見ていきましょう。
お金を管理するのがむっちゃ大変
私たちが日本全国でお金をストレスなく使うために、裏ではたくさんの人が動いてくれています。
お金を全国に運ぶ人
ATMに補充する人
お金を数えるレジの人
などなど、もの凄い人件費がかかっています。
この人たちのコストを
振込手数料
などで支払っているのが私たちです。
ビットコインが普及すると、管理する人が少人数ですみます。
管理コストが減り、私たちが払う手数料が少なくなります。
管理する組織に依存している
日本で1万円札が使えているのは、日本という国に信用があるからです。
もし日本に信用がなければ、誰も日本のお金を使いたがりません。
信用がなくなる例として
政治が不安定
国がなくなりそう
こんな感じです。
現在の日本は国際的に信用があるので、円を安心して使えています。
将来的に信用が無くなれば、100万円の貯金の価値が50万円に減ってしまう可能性もあります(インフレといいます)
銀行にお金を安心して預けていられるのも、銀行に信用があるからです。
もし「××銀行が潰れそう!」
とネットニュースになったら、あなたはダッシュで預金を下ろしに行くでしょう。
国の政府や銀行という管理者にすべてを任せているとは、結構怖いことです。
この問題を解決しようとしているのが、特定の管理者がいないビットコインです。
他の国への送金がめんどくさい
海外にお金を送るときは
手数料がバカ高い
なぜか事件の犯人扱いされる
というデメリットがあります。
アメリカやドイツにゆうちょやみずほ銀行の支店がないので当然なのですが、海外送金はめんどくさいです。
さまざまな手続きがあり、手数料も高い。
楽天銀行で海外送金のシュミレーションができるのですが、5万円をアメリカに送金すると4750円の手数料がかかります。
参考元:楽天銀行
結構高いっすよね。
ビットコインの送金手数料は、取引所によっては無料の所もあります。
怪しいお金や、テロ支援のためのお金と疑われることも多いそうです。
「外国為替及び外国貿易法」の遵守、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策の一環として、国際送金のお申し込みの都度、送金内容等を詳しく確認いたします。
このようなめんどくさい手続きが少ないのがビットコインです。
仮想通貨のデメリット
もちろんビットコインにもデメリットがあります。
ネットにつながらないと使えない
というデメリットもあります。
2021年のビットコイン価格は
2021年7月 1BTC=320万円
2021年11月 1BTC=760万円
と、むちゃくちゃ値段の差があります。
現在はまだまだ変動が激しいですが、今後ビットコインを使う国や企業が増えると、価格は安定してくるんだと思います。
ビットコインはインターネット上で保管されているお金なので、ネットが繋がらないと使えません。
これは年々良くなっていくはずです。
グローバルノートというサイトを見ると、日本のインターネットの普及率は92%。
私はけっこうな田舎に住んでいるのですが、最近フレッツ光の光回線が村中に張り巡らされました(あざーす)
技術の進化でこの問題は解決するはずです。
まとめ
お金の歴史を振り返ってみました。
お金には
より軽く、より使いやすく
という特徴がありました。
ブロックチェーンの技術を使ったビットコインは、間違いなく時代の最先端技術です。
スマートフォンやパソコンがあれば取引できるので、ジャラジャラ小銭を持ち歩くこともなくなりそうです。
今後ビットコインは、より生活に浸透すると思います。
長々と読んでいただき、ありがとうございました!